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日々響く日々

七夕に離婚受理書

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七夕に離婚受理書


北海道は八月七日が七夕だ。
ちゃいなの学生からも七夕おめでとうみたいなメッセージもらったから
ちゃいなでも八月なのか???

その七夕に元旦那から事務的な書類が届く。

七月三十日に彼は離婚届を出した。

書類だけのやりとりで、あーほんともう離婚したんだなーと思った。

男のほうが未練たらしいとはよく言うけど
彼に関してはそんなことはなさそうだ。
女切らしたこともないし、すぐにまたみつけるだろう。

それにしても離婚したらめんどくさいのは女である。
諸々の手続き。
わたしはまだ住民票すら変えられてない。
と、いうのもその前にまず東京に転出届を出さなければならない。
本来は出してからこっちにくるもんだと
札幌中央区役所のムカつくババアに言われたけれど
事情もあるししかたないだろ!!!!

で、多摩市役所に請求届をだしたけど、未だ来ない。
というのも、身分証明が二つ必要とかで一つしかないからもう一つ送れと
連絡がきたからだ(留守電に)。

なぜ電話で必要なものを問合わせたときにそれを言わないのか?

さすがに怒った。

しかも北海道だからさらに送るのに十日必要と言われた。

どこの離島だよ!!!!!!!

郵便物は東京札幌間なら二日もあれば届く。

ほんとお役所仕事の人って無能っていうか
そこでしか働けませんよってような人ばかり。
札幌中央区役所戸籍課のババアも大概だし。
接客仕事の店にぶちこんでやりたいって思うぐらい
話し方が失礼だし、説明も下手。
「あー、もう全然わかんねー」と言い捨てて帰ってきた。

で、多摩市役所に改めて問い合わせたらこれだし。

そんなわけでいまだ住民票も変えれてないし保険証も変えれてないし
通帳も改められてない。

本来ならまだ働けないところだけど
以前働いた寿司屋でなんとか働かせてもらえることになった。

こちらの採用窓口の人は事情をわかってくれた上に
ねぎらいの言葉までくれて
区役所のババアと大違い。

で、久々昨日から働いたけど・・・・辛い!!!!!

相変わらず忙しいし、人手不足は深刻だし
ほんと走り回って疲れたぁ!!!!!!

帰ったらそのまま服のまま寝てしまい、早朝目覚めたら足が痛くて立てない。
湯船につかってなんとか回復したけど
お盆のピークはこれからだし、朝9時から23時までの連日労働。

でも離婚したし、金はかかるし、働かなきゃ!!!

夏休みは大学の給料は出ない。

まあ二週間働けば大学の一ヶ月分の給料なんて余裕で超える。
それぐらい安いんだよなー、日本語教師の給料は。

ちゃいなでは余裕ある暮らししてるけど
帰国したら汲々だ。

あーそれにしても苦労は女ばかり。
夫婦別姓にできない理由はなに????
ポーランドでは結婚してる最中に自由に苗字変えていいらしいし
子供だけ苗字ちがってもいいらしい。

ドイツ人の友人は二番目の亡くなった旦那さんの苗字名乗ったまま
三番目の旦那さんと暮らしている。

なーんで日本だけ???

ちゃいなは夫婦別姓だから、私の苗字が変わることで
別人とみなされるので雇用が難しいと言われた。
書類を作り直すのが単に面倒なだけっぽいけど。

まあそもそも元旦那さんのついでで働かせてもらった大学だし
いくら私の授業のほうが学生たちの評価が高くて人気もあっても
大学にとってはなんの関係もない。

わたしが多くの学生を日本語好きにして
いまだに慕ってもらっている旅行学部の学生たちも
来学期からは元旦那に教わるらしく、
私の授業は一切ない。

こんなもんですよ。
学生たちは先生を選べない。
大学にとっては誰が日本語教えても同じだろう?って感じだ。

いくら日本語科の四年生たちが元旦那の授業じゃなくて
私の授業に戻してほしいと訴えても
私は私が一年生の時から育ててきた学生たちの
授業はやらせてもらえないのだ。

私の選択授業はもうないのかと他学部学生たちから
もう二年越しで質問もされているけど、
私が決めることはできないのだから本当に残念だ。

まあなんにしてもあと一年。
来年の6月30日までは契約更新されているので
それまで同じ大学で授業はがんばる。

戻ったらすぐ引越し。
私は部屋を出る。

元旦那の生活は何も変わらない。
今も実家で親に面倒みてもらいながら
ぬくぬくと暮らしている。

私のような鬼バイトもしなくていいわけだし
戻っても生活が変わるわけでもない。
ただうるさいのが去るだけだ。

それにしても、離婚した人の気持ちって離婚した人にしかわからないと思う。
私自身も離婚前は他人の離婚をもっと軽く考えていた。
今時珍しいわけでもないって。

知らなかった。
この敗北感と挫折感、後悔と諦念と虚しさが入り混じったようなこの感情。

たった五年の結婚。
出会ってから六年。

正直十八年一緒にいたりんたろう(犬)が死んだ時の方が
精神的ダメージは大きく、本当に本当に辛かった。

思えばりんたろうは辛い時いつもそばにいて寄り添ってくれた。
私が求めていたのはりんたろうのような家族だったんだ。

彼ともそうなりたかった。

でも私はかれをグレムリンにしてしまった。

可愛かったギズモは禁止事項を犯すと・・・

悪魔のようなグレムリンに!

まさにこれ。

最初は優しくておとなしい彼だったが
自閉症気味というか繊細過ぎたため
私との結婚がストレスでどんどんグレムリンになってしまった。

最初は豆をぶつけられた(おい、節分か?)
次はパパイヤ(ちょっと痛いし掃除がたいへん)
だんだん大きなものになっていくしさすがに痛くなってくる。
しまいにはバランスボールを思い切り何度も叩きつけられ
電灯が割れて粉々に砕け散る。

水もかけられた。
洗剤もかけられた。

感情のコントロールができないのか
突然怒りのスイッチが入ると手がつけられなかった。

夜中何時間も怒鳴り続ける。
部屋は閉め出されて入れなくされる。

もともとは禁止事項
(怒る、感情的になる、わがままをいう)
を破った自分のせいだと
自分を罰するつもりで受け入れていたが
自律神経もおかしくなるし、とうとう限界。
向こうもストレスの限界だっただろう。

最後はあっけなく離婚された。

前回、離婚の直前まで行った時は、
彼は「離婚したくない、一人ならここで希望もない、
二人ならまだ可能性がある」と言ったが、
今はもうそんな気持ちもないんだろう。

空港までの道のり、最後の話し合いを試みたけど
また怒りのスイッチがオンになってしまった。

もともとはギズモで優しくてかわいかった人だ。
次はグレムリンにしない人と幸せになってほしいと思う。

ゆるふわ女子ながら芯が強いゆりかちゃん(仮名)なんて
いいんじゃないだろうか。

わたしはいたらなさすぎて本当にダメだった。
もっと優しく大事に壊れ物を扱うように接すればよかった。

わたしはとにかく自分を責めたけど
でもわたしがわたしの味方になってあげなきゃどうするんだって
思うようになった。

いつまでも嘆いていてもしかたない。

わたしはわたしで見失っていた自分を取り戻そう。

そう思って、高校の時のライブの映像をみたけれど
これが思った以上にパンクですごかった。

SNSに投稿して学生たちにも見せたら
「狂ってやがる」みたいな反応も多かったけど
「先生はもともとこうなんですね」って納得のコメントもあり
そうなんだよなー、なかなか変われないよって思った。

結婚に失敗したこの自分がありのままの自分。
失敗しない自分にはなれなかった。
受け入れよう。

そして高校時代のように再び髪を赤くした。

爪も緑に戻すかな。

ババアになってやったらほんと魔女みたい。

向かいのリーリーに
「大学では禁止されてるよ、帰ってくるまでに戻さなきゃ」
と言われたけど
知るか!!!!!

人の離婚をめんどくさがって
名前が変わるからって書類の変更も嫌がった大学に
何言われようが知ったことか!!!!

もう赤髪で着物でパンクな授業してやる!

純粋で暴力的だった十代の自分。
独りよがりで傲慢で自分勝手だった。
そういうところが全然変わってないから離婚になったんだろう。

今はただたった一人になった家族の父を大事にしたい。
大事にしたいって気持ちだけじゃだめだ。
自分が相手のために何ができるのかを考えながら
相手の意志を尊重しながら、できることをやっていきたい。

とにかくあと一年

わたしはわたしの授業スタイルを貫くし
この空虚さは創作で埋める。

9月から針のむしろの一年が始まる。

今はただ朝から晩まで無心に働き続けよう。
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コメント

1. 無題

毎日、暑い日が続きますが体に気を付けて下さい。
日々、大変でしょうが、時が経てば過ぎたことになります。
腐らずに、足元を見つめて、しっかりと前を見つめて行けば、良いことがあります。
自分を責めないで、頑張れよ!

Re:無題

ありがとうございます。
しんどいですが、腐らず生きます。
(´;ω;`)

2. ロリータ108号

 本当に何と申せばよいか分かりませんが、お忙しいでしょうが、その分、夏休みにバイトされるのは気も紛れてよいかもしれません。

 たしか南方では、全身ピンクのジャージで授業されるジャパン人教員もいるとネット記事で見たような気がします。多少なら大丈夫ではないでしょうか。外見は様子をみつつ変えていかれたらよいかと思います。

 もし次年度以降のことについて未定であり、なおかつチャイナの他大学でもよいということでしたら、私もいくつかご紹介できるかもしれません。ただ、エスペラントがカリキュラムに組み込まれてるところは、調べたこともないですが、かなり少ないのではないかと予想します・・・

Re:ロリータ108号

> 本当に何と申せばよいか分かりませんが、お忙しいでしょうが、その分、夏休みにバイトされるのは気も紛れてよいかもしれません。


はい、確かに気は紛れてます。でもその分体がきつくて
プラセンタ注射や体のメンテナンスにお金かかってます……。

> たしか南方では、全身ピンクのジャージで授業されるジャパン人教員もいるとネット記事で見たような気がします。

全身ピンクジャージ! 林家ぺーですか!
ぜひその先生の授業みてみたいです。

> もし次年度以降のことについて未定であり、なおかつチャイナの他大学でもよいということでしたら、私もいくつかご紹介できるかもしれません。ただ、エスペラントがカリキュラムに組み込まれてるところは、調べたこともないですが、かなり少ないのではないかと予想します・・・

ありがとうございます。一応広東省にあてはあるのですが、もしダメだったらご相談するかもしれません! エスペラントの先生は元旦那で私は関係ないし、カリキュラムになくても全然大丈夫です。

プロフィール

HN:
倫子
性別:
非公開

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