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日々響く日々

日本人教師争奪戦

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日本人教師争奪戦

新学期がスタートした。
今学期は日本語科の一年生が週三回、二年生が週四回もある。
それぞれ一日に二回連続って授業の日もあるし、
おたがいうんざりってなんないか心配だったけどなんとか順調にスタート。

二年生とももうけっこう打ち解けてきたし、
一年生ともだいぶコミュニケーションとれるようになってきた。
が、名前と顔を覚えるのが苦手なわたしはいまだに全員覚えられていない。
旅行学部のような見た目に覚えやすい個性がないといえばないし・・・

その旅行学部なんですが!

前学期、「新しい日本人みつけるからもういらない」と言われ、
二年生と三年生と涙涙のお別れとなったのに、
「やっぱりみつからないからやってくれ」と言われた。

わたしはすでにこれまでの旅行学部への不満を国際事務所に伝えてあるし、
授業依頼の連絡がきたときも
旅行学部の連絡ミスや単位計算ミスで試験や授業を無効にされて
わたしや学生がいかにふりまわされたか
ふざけんなコノヤロー的なことを下手な中国語で返信してある。

そのせいか、今度はわたしの旦那さんのほうに依頼がきた。
私と二人で協力して授業をやってほしいと。

わたしたちのお世話係のアン先生にも冬休みの間
何度も国際事務所から
「日本人の先生を手配したいからなんとかしてくれ」と連絡がきてたらしい。

ただ、アン先生もいうように、手順をすっとばしてるというか
外語学部の院長と旅行学部の院長が話し合ってから
連絡係のアン先生に指示がきた上で、
私たち日本人教師に依頼するってのが筋だ。

いや、そもそも
外人教師を手配するのが国際事務所で
実際に使うのが各学部ってところで
二重の指示体制みたいのができてて、
混乱状態になってるのが問題。

国際事務所
「うちらが外人教師を手配するんだから
どこの学部で使うかはうちらが決めること」

外語学部
「日本人の先生には日本語科で教えてもらいたい。
日本人の先生はうちの学部のもの」

旅行学部
「うちらのボスが
日本語の授業やりたいっていうし、日本人使いたいっていうからなんとかしてよ」


この旅行学部のボスってのが曲者である。
院長と呼ばれてはいるが、院長は別にいる。

大学に就職先を斡旋するってことで優遇されて影で学部を牛耳る企業家だ。
学生を自分のところで使える人材として育てたい・・・といえば聞こえがいいけど、
実際のところは学生をまるで奴隷か何かと勘違いしてるんじゃないかって感じ。

そもそも私をいらないって切ったのはこいつだ。
(自分がいいように扱える)もっといい日本人の先生をみつけると。

それで旅行の授業がなくなったから、
外語学院のほうで日本語科の授業増やして時間割決まったのに
今頃になってさらに週12時間の授業を旅行学部でやれという。

無茶苦茶な!!!

これにはアン先生も
「授業を追加すれば一週間に20時間になるし無理です」
断ってくれたらしい。

え?20時間なんて少ない?
週五日として一日4時間じゃないか?
いえいえ、それは授業の時間でしてね。
ふつう授業の準備はその三倍の時間がかかるといわれてるんですよ。
ってことは一日12時間の労働ってことになるわけですよ!

当然疲れてもくるわけだし、
外語学院の院長が反対してるのは、
旅行学部の授業のせいで
日本語科の授業の準備がおろそかになって
授業の質が落ちるんじゃないかって心配から。

そのために授業も無理につめこまないようにしてくれてる。
準備のほうが大事だってことをわかってる。

まあそうはいってもわたしの授業は会話がほとんどで
遊びを考えてるようなものだから
そこまで周到に準備してるってわけでもないんだけれど、
今学期は「作文」の授業がある。

昨日第一回目で、名前とタイトルの書く位置をさっそく教え間違った。


↑こうやって教えたんですけどね、
↓これが基本らしいんですよ・・・。
 
おまけにタイトルは1マスあけてと教えたけど、
タイトルがとくに長くないときは二、三マスが基本らしい。

ううっ、作文は昔から得意だったし、
文章書く仕事もしていたけれど、
教えるとなるとやはり別・・・

勉強しなきゃー勉強しなきゃー

そんなわけで授業増やされたら当然爆死なわけですよっ!!!

でも旅行の学生たちは大好きだー
彼らと交流がなくなったのはさびしいー
うちに遊びにおいでとは言ってるけど、
毎週決まった時間に会えるのとはやはりちがーう!

かといってこのボスにいいように使われたくなーい!
あと外語学部の院長が旅行学部に怒ってるらしいから、
面倒なことに巻き込まれたくなーい。※外語学部の女院長こわーい。
何より世話になってるアン先生が引き受けてほしくないといってるし
アン先生が困る立場にならないようにしたい。

そんなわけで、今まで日本語を熱心に勉強していた旅行の学生たちには
勉強したかったら個人的にわたしが家で教えると伝えてある。
勉強なんてしそうもない内モンゴルくん(仮名)みたいのには
カレー作ってやるから遊びに来いと言った。

ただし、まだこれで終わったわけじゃない。

国際事務所に文句と不満をぶちまけた私にはもう直接連絡はこないんだけど、
旦那さんには直接連絡来たりしてるし。

でも旦那さんはそもそも旅行学部と関わりないし、冷静に断るつもりらしい。

私の場合は初めての学生も旅行学部で授業自体は楽しかったし
学生たちが本当に大好きだったから、
断ることにもなんだかモヤモヤが残るのである。

最初から最後までわたしに任せてくれたならこんなことにはならなかった。
ころころ先生変えたり、授業があるとかないとかはっきりしなかったり、
こっちの準備や学習計画も全部ぶち壊しにしやがって!!!!!!

それにしても不思議な状況だ。
日本語科の学生は一学年30人もいなくて、
中国人の日本語の先生たちは余っているような状況で
日本人教師は足りなくて、争奪戦が繰り広げられている。

新しい先生うぇるかむ!

しっかしこんな田舎の大学に日本人教師なんて来ないだろうなー。



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コメント

1. >ボスって

もしかして党員ですか?
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1882/trackback

Re:>ボスって

それはわかりません。そういう話は聞いたことないです。

2. 放置が吉

いかにもチャイナ的なお話ですね。今回は外語学院が守ってくれてるようですんで、放置がよろしいかと。。。
事務方も旅行学院も反省なんてせず、毎年同じことを繰り返すだけでしょう。

Re:放置が吉

いやぁ、それが一ヶ月だけ授業やることになりまして・・・
詳細は次の記事に書きます!

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