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日々響く日々

いよいよ今夜から新住居

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いよいよ今夜から新住居

九月二日、夜、大学に戻ってきた。
三日の朝には新しい部屋の鍵をもらいにいった。
すぐ引っ越すつもりだった・・・が!
この新しい部屋が凄まじく汚い!!!!!

前に住んでいたマレーシア人の先生を呪い殺したくなるぐらいだった。

このマレーシア人がねずみに餌をやっては捕獲、逃がしていたのは知ってるし、
どうやらほかにも学生か誰かに部屋を貸してたのは知ってる。

でも!

ここまで汚い部屋だとは思わなかった!

今まで住んでいた四階の部屋と同じ構造の一階のその部屋は
同じとは思えないほどきたねーし、住みにくいし、不要なものが多い!

でも大学シールが貼ってるものは捨てることもできない。
じゃあ倉庫にいれてくれよと言っても面倒がられる。
だからこんな状態のまま、放置の状態が続いている。


ベッドの上に机!
意味わからん!!!!

この部屋は前に住んでいた部屋と同様
部屋が三つあるんだけど、ベッドも三つあって
汚い布団もそのまま放置されていた。
(布団は捨てたけど)

何より許せないのが水回り!

トイレが汚い!

委員長の家が超絶綺麗だっただけに
このショックはかなり大きかった。

あと冷蔵庫が臭い!!!!


自炊環境ではなく、台所には皿もなければ何もないのに
なぜか冷蔵庫はにんにくみたいな変な匂いがしてるし
カビ生えてるしとにかく汚い!!!!!

洗濯機も汚い!


部屋は大学で掃除したというけど、きたねーよ!!!!
タンスの上とかねずみの糞すごいし、
小さいありがそこらじゅうにいるし、
もう本当に泣きたくなった。

しかもいらないものをバングラデシュ人の学生たちにたのんで
リーリーの部屋に運んでもらったのがばれて大学に呼び出しをくらい、
おまえの部屋のものが少なくなってたら賠償金もらいからな!と言われた。
じゃあ、倉庫に入れてくれよと言ってもそれはできないというし
ほんと腹立つ!

ベッドにはダニとかもいそうだし、
だいたいその部屋に少しいただけで虫に刺されるし
とにかく断捨離!ゴミ捨てたい!
なのに捨てさせてもらえないのが苦痛。

ほんと今まで住んでいたところは断トツでよかった。
それもこれも元旦那がいつも清潔に保ち、住みやすいようにしてくれてたおかげだ。

この大学に来た外人教師がみんな味わってきた苦痛を
わたしは味わったことはなかった。

元旦那の最初の部屋はひどくて泣いたというし
あまりにひどくて今の部屋に変えてもらったけど
それでもきれいにするのに掃除は必要だった。

そしてすっかり綺麗になったあとで私が後から来ているから
わたしはこの苦労を味わったことがなかった。

新しく来た日本人の先生は一ヶ月水浸しの床で過ごしたというし
ポジさんの部屋は前の住人である日本人がそれこそ鼠部屋にしてたので
綺麗にするのに相当がんばったし、
腐った布団も全部捨ててねずみの穴も全部塞いだ。
その間、皮膚病にもなったし。
この部屋も前の住人がいた頃は、入っただけで痒くなる部屋だった。

外人教師じゃないけど、リーリーたちはもっとたいへんで
ものが何もない打ちっぱなしの部屋に引っ越すことになり
最初は水もでなくてうちからバケツで水を運んでいた。

今でこそ太郎も生まれてすっかり住みよい部屋だけど
最初は苦労していたのだ。

でもほんと一階は虫が多いし、今までの四階とは環境がちがう。
水回りの汚さは本当に許せない。
家具の配置も意味わからないし
ソファーは汚いし置いておきたくもない。


部屋は広いのに家具が邪魔でヨガスペースも作れない。

リーリーに家具もらってもらったり、少し移動させたことで
なんとか寝室にしようとしている奥の部屋にスペースは作ったけれども
(大学の検査とか脅しなんか知るか!)

最初に掃除したというおばさんにもう一度そうじさせたけど
アリ駆除の樟脳まいただけだし、トイレは一応やってくれたけど
もう便器ごと取り替えなきゃ無理というし
こんな汚い部屋掃除したくないまで言い出すし
冷蔵庫と洗濯機は仕事外だから別料金で100元とかいうし
結局リーリーが別のおばさんを手配してくれた。

そのおばさんは30元で冷蔵庫も洗濯機も綺麗にしてくれた。
とりあえず部屋に充満していたにんにく臭さみたいな悪臭は消えた。

今日はこれからセンセンと買い物に言って、
午後には引越しをして、
今日から寝泊りは一階になるだろう。

そうなると名残惜しいのが四階だ。

元旦那とは今では普通に話す。
離婚したからこその他人の一線みたいのがあって、
前よりずっと話しやすいし、仲良くはないが
悪い関係ではない。

もともと家に居着かない人だし、いても自分の部屋にこもっているから
四階の方がきれいで過ごしやすいものあって
この一週間私は一階から逃げ帰っていた。

まあそんなわけで大学に戻ってきてからも、
元旦那との同居は続いていたわけだけど
いよいよ今夜から寝起きは一階。

掃除してもらったとはいえ
四階に比べれば汚いトイレとシャワーのあの部屋での生活が始まる。

まあ四階の鍵はあるし、足りないものは四階から運ぶ予定なので
完全自立生活ってわけでもないんだけど
今月残金ほとんどないし、なるべくもらえるものはもらいたい。

こたつも持っていけば?と元旦那に言われたけれど
重いし、あのソファーが邪魔で置いても物が増えるだけ。

ほんと物があるってのは許せない。

向かいのバングラデシュ人の先生の部屋の何もないのがうらやましいぐらいだ。
※ソファーとかあげるって言ったけどリーリーの旦那曰く、
その先生は「自尊心が強い」ようで物はもらいたくないそうだ。

鼠に勝利した男、ポジさんがポーランドから帰ってくるまでまだ十日はある。
わたしはこの辺の猫を餌付けして、出入り自由にさせようかと考えている。

わたしは猫アレルギーなんだけれども、
奥の自分の部屋だけ出入りできないようにして、
猫を離しておけば、ネズミやカマドウマみたいな虫の対策になるんじゃないかと。

いや、でも猫も外から何持ってくるかわからないしなぁ。

あの汚い部屋で心折れて、
チキショー!離婚して損してるのは私だけだ!と嘆いていたけれど、
離婚したおかげで元旦那と喧嘩もしなくなり、
感情的にならずに話せるようになったし、
あの部屋に行くことになったからこそ
これまで元旦那が生活しやすいようにしてくれたことへの感謝が
自然に湧くようになった。

そしてこんなねずみの糞だらけで老朽化した汚い寮で
文句も言わずに暮らしているほかの外人教師のみなさんのことも
心から尊敬するようになった。

わたしは今まで恵まれた環境で、
元旦那にトイレもピカピカにしてもらって、
それを当然のように思って生きてきたのだ。

昨日たまたま一階にいた元旦那が
なぜかタンスの上や裏のねずみの糞を箒ではいてくれたり、
インターネットの設定をしてくれたり、洗剤について教えてくれたりした。

もともとこの人は赤の他人には普通に親切な人なのだ。

私もやってもらって当然という甘えた気持ちも今の関係ではないので
赤の他人の親切を心からありがたく思った。

まあ、そうは言っても、ちょっと話すと腹立つ言い方とか
夫婦の時にはどうしても許せなかった行動は相変わらず。
でも今までは耐えられなかったそれらのことも
今は「離婚してよかった!」と一言で片付けられるし
精神的にずいぶん楽になった。

さあ、買い物行こう!
がんばろう!

考えようによってはあれだけ汚かった部屋が
今はよくなる一方だ!

冷蔵庫掃除したおばさんが、
冷蔵庫の掃除で出てきた謎のヘドロ物体を捨ててくれたし
洗面台の水漏れも修理の人に直してもらった。
あとは壊れた電気の取替えとかあるけど。

まあとりあえず奥の自分の寝室を自分好みにしていこう。
カーテンも取り替えて、壁紙も貼って。

ポジさんのポジティブ見習おう。
(ポーランド人のおじさんだから「ポジさん」なんだけども)

あの最悪だった部屋に来た時も
ポジさんは「ちゃいなにまだこんな部屋があるんだね!」と笑っていたし
皮膚病になっても闘ってたし、
買い物して新しいものを買うたびに「みてみてー」と工夫を自慢した。
大学にキッチンを全部新しくさせてガスもひいたし。
まあそこまでできるのはフランスやオーストリアの大使館でも働いていた
交渉上手なポジさんだからこそなんだけど。

まあ私にとって強い味方のポジさんはいないけど、
それもこれも一人で頑張るチャンス!

正確にはリーリーにほんと助けられてるから一人ではないんだけども。

センセンも手伝ってくれるし、
掃除に関してはなんの役にも立ちそうもないジョも
故郷から駆けつけると言ってくれてる。

赤の他人となった元旦那も必要な情報や物はくれるありがたい隣人となったし
がんばっていこうと思う。


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コメント

1. 大変だ

ノリちゃん。辛苦了
新しい部屋にに引っ越しで慣れない環境で大変だね。
画像を見る限り、私が最初に赴任した寧波の古い部屋と似てます。
この部屋は前任の駐在員の後に入りましたが、古い部屋で汚くて、燃気はプロパンで何処からか?ガス漏れしてるし、給湯設備は大昔のガスを使用して、シャワー中に良く不完全燃焼で止まりその都度、冬に裸で格闘したり
大変でした。蚊や虫も居て隙間風対策したり、エアコン故障したり、汚いシャワーだったり、結局 燃気が嫌なのと、房東が給湯設備を新しく変えてくれないから4ケ月我慢して近代的な房子に引っ越しました。
棗の時も最初は公司の二階で住んでたけど、シャワーは汚い共同トイレの中にあり、シャワーはすぐに水になるし、最悪でした。自力で通訳と何件も見て回りやっと住める程度の房子を探して、冷蔵庫、洗濯機を電動自転車のリヤカ-に積んで引っ越しました。その後も房子については自力で何とかしなくては、誰も親身になってくれない事を実感しました。
山東省即墨の時もチャイナ人も嫌がる5畳の部屋にキングサイズのベッドの部屋に約一ケ月住み、洗濯は遠い場所まで行き外の汚いコインランドリーを使い洗濯してました。
本当に日本では考えられない状況です。
それだけ人間を大切にしないと感じました。
自分で何とか必死になって、乗り越えて、だんだんと強くなる?(慣れる?)
それしか無いですね。
最悪を経験すると、その後はアレから比べればまだ幸せ
と考えられますから。
仕事をどうやって行こうか?のストレス以外に、住環境をどう住みよするか?とても大切ですね。
私も日本の会社、中国の公司と色々働きましたが、やはり中国の公司で働く時には覚悟が要ります。
心配、色々な事を自力で解決していかないとならないから
そんな時に頼りになるのはやはり友達ですね。
ありがたみがヒシヒシ伝わりますから。
ノリちゃんも頑張って部屋を少しでも住み良い環境に改善してネ
部屋を一つ潰して物置にしましょう。

Re:大変だ

本当にこの棗に来る外国人は辛いですよね!
本来ならホテルのスイートで生活できるはずの駐在員さんたちも
ほかの都市とのあまりのちがいに驚いてたことありますよ。
だからこの大学はどんどん外教が辞めていくんですよ!
若い外教は一人もいません。

2. 凄い

凄い状況ですね。流石に最近の外教寮ではあまり聞かない話です。ブログに書きましたが、私は汚くないけど何も無い部屋で最初は困り果てました。これから少しずつ家具を揃える予定です。住環境は大切ですよね。

Re:凄い

ブログみましたよ!
何もないのもたいへんですよね。
住環境大切! 
助けてくれる人も必要ですよね。
本当にありがたいことです!

3. 無題

写真では部屋が広くてすっきりしているようですが、ベッド、家具類をよく見ると、臭いそうですね。カマドウマみたいな昆虫とは、よく知っていますね。カマドウマは、薄暗い場所を好み、ジメジメした所に生息しています。そちらには、殺鼠剤はないのですか。臭い消しには、ハイターのような塩素系漂白剤も効果があります。日々、少しづつ片づけて、自分好みの部屋に模様替えして見て下さい。照明器具は大丈夫ですか?などなど。
くれぐれも、日々の健康には気を付けて下さい。

Re:無題

カマドウマは実家にもよく出て、便所コオロギと呼んでました。
ジメジメした場所が好きだからお風呂とかトイレとか水回りのところにいるんですね。
子供の頃寝てたら口の上に乗ってたことがあってトラウマです。
ゴキブリとちがってすぐ死にますが、飛び回るから厄介ですよね。

今はなんとか住みよくなりました。
一人暮らし楽しいです♫

プロフィール

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倫子
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